地雷原の真ん中に建てたお父さんの自慢の家私はここから友達を作る旅に出る夏の日差しは背中を焼いて見慣れたドクロマークにお辞儀私だけ私だけ今ここで歩いているのはねぇママ私、今こんな風に生きてるんだよ空に一筋ミサイル雲飛べない小鳥の代わりに私は手を上げて揉み消してあげる夏の日差しは髪を焼いてスイッチひとつでダメになる今日を恨んで恨んで今ここで歯をくいしばってるねぇママ私、今こんな風に生きてるんだよ
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