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さみだれの部屋


[828] 無題
詩人:さみだれ [投票][編集]

呼吸を始めた日
白いカーテンの向こうに
絶対の幸福があると
私は信じた

星がめぐることすら
他愛ないことのように思えて
私の心は浮遊し
口元は微笑んでいただろう

アカシックレコードが
この世にあったとして
幾度となく生まれ変わっても
気にしないほどに
真新しい私は唯一無二の生命だ

そして
私は
なぜ

泣いているのだろ

2014/08/26 (Tue)

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