ホーム > 詩人の部屋 > さみだれの部屋 > ビーム

さみだれの部屋


[872] ビーム
詩人:さみだれ [投票][編集]

空を仰ぐ
飛べない鳥たちは
歩いていくこと
決めていたのだろう
その瞳にうつる
雲の影から
一歩踏み出せば
世界は輝くよ
君の嫌いだった
大きな犬だって
そんな世界を
見ていたんだよ
ここで今 うたおう
君の心から
暖かな光を遮らずに
歩いていく道
探しながら
君の好きだった
あの面影から
見えている今を
思いながら

2015/06/03 (Wed)

前頁] [さみだれの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -