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さみだれの部屋


[885] 海の天頂
詩人:さみだれ [投票][得票][編集]

宙に浮かぶ野原を
絶海の中に見る
反射する春の花々を
片目を閉じて見る
心はもう深海へと沈み
気持ちの彼方にプリズムが射し込む
私はどんな言い訳で生きているのだろう


まばらに聞こえる声を
いちいち気にしている
それだけで心地よく思える
この身を太陽だけは
燦々と焦がしてくれる

そして喜びは輝き失せた

2015/12/23 (Wed)

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