俺は銃を持っていた前に花が一輪咲いていた俺は一発目を外した二発目も 三発目も俺はマガジンに六発しか入っていないことを知っていたふと頭を過ったのはこの六分の一を奇跡と読んでいいのか俺は撃った神様も悪魔もないただ純粋な理の上で俺はその花を撃った
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