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さみだれの部屋


[888] 献花
詩人:さみだれ [投票][編集]

俺は銃を持っていた
前に花が一輪咲いていた
俺は一発目を外した
二発目も 三発目も
俺はマガジンに六発しか入っていないことを知っていた
ふと頭を過ったのは
この六分の一を奇跡と読んでいいのか
俺は撃った
神様も悪魔もない
ただ純粋な理の上で
俺はその花を撃った

2016/03/28 (Mon)

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