この心の騒めきを叫びたがる喉をあなたの名前を高く手を伸ばした先を光のない夜を静かに乾いていく涙を生きる意味を死ぬべき理由を死んではいけない答えをあなたの言葉を救われたあとの世界を守れなかったあとの世界を叫ぶ声すら持てないことを心は知っているのだからあなたのいう幸せはきっと幸せなのだろうそれを幸せだと思えなかったこの心の騒めきを朝焼けには静かにただ静かに思いたい
[前頁] [さみだれの部屋] [次頁]