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忘れられない想い出と共に置いていかれてしまった私は
いつの間にか閉じ込められてしまった
それでも動く気持ちは起きない
この瞳の裏側にはり付いて離れないのは
貴方のかつて私に向けられた笑顔
この真っ暗な部屋と外を結ぶただ一つの糸
貴方がこの糸を切りたいと言うなら
私はそれを見届けて
そして眠りに堕ちよう
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逢いたい
貴方の喜びも
哀しみも
苦しみも
生も
死も
すべて受け入れるから
だから
逢いたい
この広場に
白い面影
その涙
触れても
受け止めること出来ず
夢よ幻よ
どうか私を惑わすこと
止めておくれ
永久に許しを乞う事も
許されずに
ただ記憶は鮮やかな儘に
此の世で貴方を感じたいのだ
現でなければ意味を為さない
せめてもう一度
叶わぬことか
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声が 聞こえる あなたの 笑顔の 残像と 共に
それは 透明な 形の見えそうな 現実の 残像
そして わたしは 夢の 中に 眠り続けて 叫びを 聞いている
抜け出せない あなたの いる世界に 二度と・・・
切り裂いて 傷付けて 怖くて できないから
せめて あなたが その手で
あの 場所は 消えてしまっている 今は
どれ程の 時間が 流れたのだろう
この視界に うつる この 世界は 私の 内部で あることに 絶望した
あなたの 声は まだ この耳に
たとえ もう 同じ フレーズしか 存在しなくとも
それが あの 場所と 此処 を 繋ぐ 唯一の 糸
せめて あなたが その手で
ちぎって
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全てが変わらぬ内に問え
人間が
人間である意味を
この空間を支配する力を
手にいれた
儚くも
残酷なことが出来る命
その存在を問え
口をあけてあえぐ
小さな動物
小さな楽園で
口をあけて笑う獣
赤い炎の中で
消えて行く
そして気づかない
残った者は
残された意味を問わず
気づかない
そしてまた繰り返す
永遠に続くはずがないのだ
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まだ見ぬ世界に僕等は夢見る
そうやって出来ているんだ生きるもの達は
自由があればきっと
叶えられる
だから夢みていいよ
夢みていいよ
それだけで今あるハッピーを抱きしめられる!
横顔を
ちらっと見るの
少し黙っている時間も
わたしには大切で
この時間が
止まって欲しいような
でも本当は
もっとあなたと
未来が見てみたいよ
じゃあねって言ってる
笑顔が
可愛くて
何だか笑ってしまった
全然まだ離れたくないんだよ?
分かってるの?
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この先に何があるのか
考えると現実感が
薄れてしまって
切なくなる
夕暮れの景色が
異世界みたいだね
あなたの横に居ると
横顔を
ちらっと見るの
少し黙っている時間も
わたしには大切で
この時間が
止まって欲しいような
でも本当は
もっとあなたと
未来が見てみたいよ
じゃあねって言ってる
笑顔が
可愛くて
何だか笑ってしまった
全然まだ離れたくないんだよ?
分かってるの?
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躊躇したって
時間は止まらないんだ
これから先はまだ分からないけど
君と僕が存在することは
変わらないから
なんとかしなきゃって
心の中で反復するばっかで
ほんと馬鹿だって
帰り道にひとりごと
情けないことが多すぎて
自分が嫌になる
それでも君を大切にする気持は
嬉しいくらいに自信があるんだ
躊躇したって
時間は止まらないんだ
起こるべきことは
起こるんだ
傍にいたい気持を
大切にするべきだよな
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瞬きをしたら
目の前にあなたがいた
そんな想像してみる
楽しいことばかりじゃないね
だけどそれなりにやってるよ
あなたが歌った歌
心の中に流しながら
日曜は日記を読み返す
あれはきっと素敵なラブソングだったんだね
今なら 分かる
必ず いつかは
会いたい
そうしたら
もう一度あの歌を聞かせてね
綺麗なその瞳が
また私を見るのは
もう恋人としてじゃないけれど
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しあわせになれますか
あなたをすきでこのさき
しあわせになれますか
あなたをむりやりきらいになって
しあわせになれますか
しあわせになりますか
そばにいないのに
しあわせになれますか
しあわせでいてくれますか
とおくにいるから
めをそらすのですか
とおくにいるのは
めをそらさぬためですか
あなたはどこにもいってない
けれどあなたはおとなになった
たったひとつのそのしぐさが
それをおしえてくれた
わたしは
しあわせになれますか?