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子犬の部屋


[1] 子犬物語
詩人:子犬 [投票][編集]

2匹で 歩んだ筆先
僕は 筆の上をつかんで
2匹に 描かしている

2匹が 噛みあうと
僕は 喜ぶ
2匹が 走りあうと
僕は 止まる
手は 真逆な動きなのに
なぜか
微笑んでいる
僕がいた

2匹 よりそった子犬
もうすぐ 1匹になろうとする

今まで 筆を動かしていた
物語が 虹色に輝こうとしている

2004/08/19 (Thu)

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