ホーム > 詩人の部屋 > こじろうの部屋 > reverb

こじろうの部屋


[11] reverb
詩人:こじろう [投票][編集]

浅い呼吸を繰り返す
飲み干されたティーカップの中
君の放り捨てた意味を拾えないでいる

手を伸ばしても
Words cannot convey to you
掠めもしない

全てを無かったことにしたって
僕は立てないんだよ
透明な苦い雨が降ったって
何も隠せはしない
The light disregards for me
You know how to surface me
But go away
Far away


曖昧な輪郭[カタチ]だった
僕らが造っていたカタマリは
気が付けばもう崩壊を止められないまま

振り返っても
The world has lost sound
何も見えない

君が一人で泣いていたって
僕は分からないんだよ
それすらももう何の問題にも
ならないなんて
ねぇ
Someone deride me as a stupid
I know that all is late
So I grieve
Just grieve


開いた隙間からとめどなく溢れてくるこれは
今さら意味なんて持たないのに
ねぇ


このまま流れ続ければきっと
僕は空っぽになってしまうよ
閉じられるのは一人しかいない
君しかいないんだよ
全てを失うことになっても
君を呼ぶべきだった
まだ心の中の残響が
燻っているんだよ
The wind isn't around me
I know you never come back to me
But I think
Think of you

2008/06/26 (Thu)

前頁] [こじろうの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -