とうとうここから飛べるのだこの平和で単調で美しい世界から外界には果たしてどれくらいの忌まわしい悪夢が蔓延っているのか恐ろしくもあり、楽しみでもあるカウントダウンは始まっている私のためだけにあった世界が私の背中を押すああいやだ、怖い、今更だが『早くこっちへおいで』外は光に溢れていた
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