詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
街の一番底に居る生活
下から見上げる生活
人々から見下ろされる生活
道端にダンボールで生活するオッチャン達に混じって寝て
当ても無く徘徊する生活
全く別の存在の如く見られてる
でも
意外なほど悪い気はしなかった
視点が変わっただけだから
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
梅田 ミナミ 心斎橋 京橋 新世界 OBP
自分がいつも居た空間
離れてた時間の分だけ
自分の知らない顔をしていた
何より自分が変わったことに気付くのに
さしたる時間は要らなかった
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
君が好きな食べ物
一人で食べてもあまり美味しくない
君が好きなカクテル
一人で飲んでも酔えない
君が好きな音楽
一人で聴いても何か足りない
君が好きな海
一人で行ったら寂しい青色
最近帰り道はずっと君の後を追って
行き道はずっと君が来るのを
振り返って見てる
君が好きになった街
一人で居たら別の街になる
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
震えるほどの殺意はいつもいつも
自分の中に押し殺してきて
もう全てを投げ打ってでも
返して欲しいと思う命
自分の中のピアニシモな重い想い
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
そこは尾崎豊のモニュメント前
さまざまな落書きと
町を行きかう人々の群れ
夕方の陽光が橙と葡萄酒に
灰色のビルと無機質な街と雲を染め上げてた
「俺は負け犬なんかじゃないから」
このフレーズが頭を巡った
まだまだ腐っていられないと
改めて思わせてくれる
でも ねぇ 愛する人
どこに行けば俺たちはたどり着けるだろう
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
僕の想いの全ては
君だけに向けられていて
もう居ても立っても居られないほど
落ち着かない日々を過ごしています
一日一秒たりとも
君を思い出さないときはありません
君に手紙を書こうと想います
二人にしか分らない
あの子の名前で
なんて書こうか迷ってます
でも君とあの子の誕生日には
きっと近くに居ます