詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
いつでも
何処でも
誰にも
何物にも
負けちゃいけない気がするけどさ
少し息抜いて
思い直してみよう
負けて良いとこだって
必ずあるんだから
負けたらいけないところだけを見つけよう
いつも勝ち続ける必要なんて
全く無いんだから
詩人:野上 道弥 | [投票][編集] |
君に出会えてよかったと思えたからこそ恋に墜ち
切り出した別れに心痛めたからこそ涙が止まらず
別れに応じた君の心の傷はどれほどのものかと思う
傷つけ傷つけられるものこそ恋愛
そこに如何なる理由があるにせよ
自分だけ傷ついたなんて
ただの甘え以外の何物でもない
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あなたの面影を
そっと追いかけてみた
知らずと滲み出る微笑
ああ
まだまだボクは笑えるね
冬が過ぎ
春になると
あなたの事を思い出す
普段は忘れてるわけじゃないよ
あなたの面影はまだまだ消えちゃいないさ
ただ
春になれば鮮烈に蘇るだけさ
ああ
本当に蘇ればいいのに
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君にとって私は何でしょう
私にいつも仕事の愚痴を吐き
彼のことがわからないと言って泣き
泣き疲れて私の肩で眠る
私は君の精神安定剤でも
抱き枕でもないのに
私にとって君は何でしょう
それに総て応え
何一つ言わずに付き合い
陽が空を橙に染めるまで肩を貸し
何事も無く送り
またいつもの日々に身を投げる
君は私のご主人様でも
マスコット人形でもないのに
君と私は何でしょう
どう言った関係のどう言う二人なんでしょう
解らないままで居るのも困った話です
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ドラマのような恋愛
小説のような恋愛
夢のような恋愛
映画のような恋愛
漫画のような恋愛
舞台演劇のような恋愛
その全てを超越した
私達の台本のない恋愛
ハッピーエンドばかりではない
私達の台本のない恋愛
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ガラスに囲まれた世界に立ち尽くす少女
彼女は
ステンドグラスのように着飾ることも
クリスタルガラスのように輝くことも出来なくて
ましてや鏡のように
誰かを写すことも出来ないでいる
ガラスに反射したぼやけた彼女は
彼女自身の心模様
自分を捨てたのか
見失ったのか
それすらも彼女自身が
知らないでいて
解らないでいて
彼女を囲むガラスは
彼女が作った心の壁
外から見てる僕には
彼女を助けることを
出来ないでいて
出来ないでいて
二人の陰はガラス細工の置物の様
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満ち足りた心があるから
次に会う約束もしない
セックスもしない
サヨナラのキスもしない
繋がっていられるとわかるから
手もつながない
電話もしない
メールもしない
あなただけでいいと決めたから
立ち止まらない
振り向かない
未来しか見ない
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あなたは
午前6:00のシンデレラ
その時間までには帰るべき処へ帰って行く
鎖に縛られたシンデレラ
仕事、家庭、様々な物事に縛られていて
それでも気高いシンデレラ
誰にも弱みや辛さを見せたりはしない
時には私がシンデレラ
二人で居る時はあなたの魔法の虜になる
私はあなたのシンデレラ
例えあなたに大切な人が居るとしても
二人は午前6:00のシンデレラ
それ以上は一緒に居られない
魔法使いが本当に居るのなら
私達に無限の時間を下さい
一時でいいから
二人がいつまでも一緒に居られる時間を
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義理でも
偽善でも
自己満足でも
思い込みでも
無様でも
哀れでも
情けなくても
カッコ付けでも
かまいはしない
守りたい
そう思える人達や
そう思える物事を
守っていきたい
手折られること無い
信念と共に