ホーム > 詩人の部屋 > 野上 道弥の部屋 > 転寝

野上 道弥の部屋


[131] 転寝
詩人:野上 道弥 [投票][編集]

      転寝する君の寝顔をただただ見ていた

いつ目を覚ますのか解らないけどただただ見ていた

           鳴らない携帯電話を弄んで

         好きな音楽小さく小さく聴いて

       たまにヘッドライトを追ってみたり

           誰に言うわけでもないけど

                どうしようかな

              なんて呟いてみたり

      君の頬に風が揺らした髪が落ちたから

             それを直してあげたり


ただただ君の寝顔を見ていたそんな夜

2003/07/29 (Tue)

前頁] [野上 道弥の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -