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中村真生子の部屋


[210] 鈴虫とツユクサ
詩人:中村真生子 [投票][編集]


海のそばの空き地の

咲き誇る露草の陰から

鈴虫たちの大合唱。

互いの季節を祝うように…。

銀色の羽色が

羽花の青の中にとけていく…。

しばし立ち止まり

祝いの末席に加えてもらう。

朝が明けていく…。



2012/08/31 (Fri)

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