まだ少し肌寒い外を桜並木を横目に僕は歩く少し前まで咲けずにいた花の芽も暖かい陽に照らされて咲いたのだろうそんなふとしたことに春を感じれるのはきっと心穏やかじゃないと無理なのかもしれないと考えるそれは誰かが自分を支えてくれてる証かもしれない同じ空の下にいるあなたも心穏やかであったら嬉しいなぁそんなことを考えながら陽の光を浴びてぽかぽかと心も体も暖かくなって歩くのは『春』という季節の特権なんだろう
[前頁] [香の部屋] [次頁]