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マッカートニーの部屋


[186898] 春の日
詩人:マッカートニー [投票][編集]

気持ち良く晴れた日曜日
芝生の広場に 無口なあの娘と

「月日」という やっかいなものが
饒舌だったあの娘を変えてしまった

呑気な僕は 三本目の缶ビールを開ける
温かい日の光と アルコールが
僕の意識を遠のけていく

振り向くと あの娘が言葉を発している
とても真剣な表情で

でも 全く声が聞こえない
聞き返しても 無駄だった

僕にはもう あの娘の声が
聞こえなくなってしまった

2014/11/24 (Mon)

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