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きよたかの部屋


[6] たそがれオレンジ
詩人:きよたか [投票][得票][編集]

近頃は、いつもそう。

朝焼けのオレンジが
わたしの体を溶かしてしまうの。

本当の美しさの全てが
そこにある気がして。

きっとそれは
本当にそこにしかないから
写真では分からなくなるのだろうね。

今のわたしに
本物が分かる自信は、ないのだけど。

それでもね。

『あなたが反射しているオレンジを
全て飲み干せてしまえたら良いのに。』

そう、思う度

こみ上げて来る悔しさの意味は

なんとなく、分かる気がする。

2006/11/20 (Mon)

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