詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
抱き締めた感覚
初めての記憶
哀しいドラマチック
貴方の匂い
あの日、私は
約束を果たしたつもりだった。
貴方への感謝とともに。
全てを昇華させるつもりだった。
でも
簡単には 終わらなかった。
貴方の想いと私の想いは、
想像以上に強いもので。
簡単には、消えるはずなかった。
そして私は、貴方ともう1つ約束をすることになった。
「もしも、もしもいつか、貴女の隣が空いたなら」
「俺をもう一度だけ、隣に置いて欲しい」
「それだけ」
貴方の、最後の望み、だと言う。
今は、このもどかしい距離があるけれど
私の隣には、あいつがいるけれど
約束する。 いつか……、そのときまで
例え、貴方が私を忘れてしまおうと、
私は、忘れずに、待っているよ
約束するよ。
大好き。
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蝉の音は聴覚を刺激する。
私の中でじりじりと何か燻っていたものが
溢れだし、弾けた。
打ち上げ花火 下に広がるは海だ
波音と爆発音、閃光
その衝動に駆り立てられて、私は
もう何もかも抑えられない さぁこの空間から脱出しなきゃ! と、
そのとき、蝉がやんだ。
ストンと落ちたのは静寂の教室。私は見失ったようにキョロキョロした
どこ?どこ?わからなくなった!
これじゃあ、動けない。どこにも行けないよ。
爽やかな風と、曇り空 私は泣きたくなった
つまらなくなった あぁ、このまま眠ってしまおうかな…
斜め前の君が揺らめいた。
瞬間私は可笑しくなって、ニヤリとその白い背中を見つめた
なんだ、君も夢見てるんじゃないか。
熱がまた上がる。こい、こい、こい。
夏が来た。
脱出するんだ、君と一緒に
kikaku2013 夏
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君のせいで勉強が手に付かない。
考えることいっぱいいっぱいなんだもん。
どう思ってるのとか、ほんとに好きなのとか、逢いたいなとか、寂しいなとか、ひどい奴だとか、なんでこんなに好きなのとか
いつもの無表情とかかわいい笑顔とか
私をバカにする声とか私を気遣う声とか
短くてそっけないLINEのやりとりとか、それでも愛しいとか
今日もろくに喋れなかったとか、可愛くない態度とっちゃうとか
もっといちゃいちゃしたい、触れたい、抱き締めたい、愛されたいとか
強く、強く、想っているんだとか
頭の中ぐるぐる
いっぱいいっぱい 考えてるの。
あぁ、私、恋してるんだなぁ、とかね。
詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
見えた気がした
その先に
君が泣いていた
夕日に包まれて
白いシャツは橙に染まり
そのまま溶けてしまいそうで まるで
夏はもう終わるんだ、なんて
口では言うけれど
そんなのは嘘
私は知ってる。まだ充分熱いってこと
雫石にまみれた腕で
私を抱き締めて
蝉の音の中
未来の風景が
見えた気がした。
kikaku2013 橙
詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
これは詩ではありません
こんにちは
羅憂里です
最後に投稿したのは去年の夏頃かと…
かれこれ
なんやかんや
はい、忙しくて
久々に投稿しようと思ったら、パスワード忘れて入れなくなったりしてて
もう、羅憂里の詩は終わりなのかなぁとか思ってたら
何故か今日は入れて、戻って来れました。ありがたや
私の詩は、ただの自己満足でしかないけれど
投稿し始めたときから、それは変わらないけど
やっぱり、詩を書くのは楽しいから。。
まぁ、最近は小説の執筆とかに手を出してたんですけどね(笑)
でもなかなか難しくて、、詩はいいですね
また、投稿していきたいです
羅憂里を、これからもよろしくお願いいたします。
長々と詩でもない投稿をすいません。
詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
また、何処からか溢れ出す
ふとした隙間に漬け込まれる
冷たい独りぼっちの空間は
たちまち広大になる、もっと黒く、もっと深く
身を守るように心は尖る
自分が嫌いなのにとても可愛いと言う
身勝手な最低な
「今日も私は私でいられた」
誰もいない、いない、いない、いない、
みんなキライ、キライ、キライ、キライ
人を殺すような目になってみてよ
ああ、つくづく酷いうた。
詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
好きな人は、好き
好きなものは、好き
これはワガママ?
君の愛の血を、私は感じていたいだけで、
それはね、恋愛感情とかいう、そんな、お洒落なものじゃなくて。
無邪気なんだよ
それがおかしいくらいに
私は、小さいから弱いから
誰かを頼らなけらば生きれない
愛を無くしたら、私は、そのとき、消えると思うの
この心の中にはね、誰にも見せない、秘密の愛が
まっかっか、 流れてて
そうでなきゃ、私は生きれない
私は人間だから
誰かを憎んでばかりじゃ
そんなんじゃ、私は生きれない
生きたいと思わない、そんな世界
誰も愛してくれなくていい
その分、私が愛す
詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
不確かな欲求は
描いた絵を破ってしまいたいような
空っぽの頭の
消えゆく感覚と感情の中で
うごめく衝動のような
この吐き気が収まるまで
心を射止めて 文字通り固定して
動けない私を そっと嘲笑って?
そうしないと冷静になれない
確かな欲求は
この空間から連れ出して
握った手は離さないで
本当の顔を見せて
心の底から 私と笑って?
製作日:1/25 (模試中)
詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
ただ眠っているだけじゃーつまらないね。
私は生きてるって、それはたとえ事実じゃなくともさ、
常に前見なけりゃいけないなんてね。
しんどかろう。厭にもなろう。
嫌いな男子がいただろう?
いまはそんなにいないけどね。
何がそんなに癪だったんだろうね。
私はいま上機嫌だったんだ。
もう眠ってしまいたく思うし、まだ起きていたいんだ。
ワガママを、ワガママだって、わかりきったことを、
例えば、試験が目前なのに、勉強したくないと言う、
まぁまさに今の私なんだが、それを、なんだろな、母親では、
うるさくっていけない、どうせなら、知らないひとに、愛するひとに、
言われれば、受け入れるのだ。それはきっとあったか。
何が言いたいんだか?
最近、太宰治に虜でな。
詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
これは何だろう、いま私の胸にある空っぽは。
私はいま、好きな人がいない。それが原因だろう。
さむいさむいつめたい冬の季節、雪なんか降っちゃって
ロマンチックね。残念、春はまだこないのです。
私は寂しく、チョコレート舐める。
自分の体温で溶かしたチョコレート。
口を埋める甘い甘いどろどろの液体。
私はまだ、キスを知らない。キスは、もっと素敵なものかしら?
ぼんやりと、あるひとが、思い浮かばれては、消える。
きっと、あの子は、いまごろ
彼女の手作りチョコレート。