詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
眼を瞑ったら 流れ星
あなたの声の残響が
くるくる廻って心をくすぐって
こんなんじゃ眠れないよぅ
涙の間違いだったかな?
自然と零れる笑みが
しかしマスクに覆われ あなたには届かない
近い明日を想う
予想もできないくせに
ただただ面倒くさいとか
灰色の雲をつくりだす
雪が降ってくる。寒い。寒いな。
明日はまだ生きているだろうか なんて。
おかしなことを言う。
一ヵ月後も一年後も十年後も
明日の延長でしかないのに。
またたいた瞬間、100年後にワープできそうだよ
濁った妄想が膨らむ
こんな風船はきっと長持ちしない
夜空を彩り、しかし一瞬で散る花火
だが私はそれすらも遠い存在
哀しや。
こんな夜には。
星を観た、風を感じた、あなたを想った
全部嘘だった
かまわない、私はどうせ、明日も明日からもずっと
今日みたいに生きていくだけさ
1人で諦めたような、馬鹿な錯覚を
こんな夜には 似合う身支度かな。