あの日の、君の笑顔。あの日の、君の声。あの日の、君の体温。そして・・・あの日の、声にならない君の悲鳴。全て、消えようとしている。もしかしたら・・・最初から「無かった」のかもしれない。それでも、この身体に刻み付けた。君が確かに君として存在していた事。それはずっと・・・私の中で生き続ける。お願いだから、連れて行かないで。
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