詩人:Kuro | [投票][編集] |
涙を隠して見せた
あの笑顔
必死に目を擦って
ごまかしていた
こんな時僕はどうしたらいいんだろうか
気づかないふりして
ふつうに笑おうか…
それとも
泣き止むまでなぐさめようか…
やっぱ、俺に出来るかわからないけど
さりげなくなぐさめてみよう!!
とりあえず
「はい、コーヒー。」
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上を見れば
欲に溺れた者が権力を振りかざし、傷つけ合って、見下し合っている
下を見れば
陰で罵り、群れては暴力という力をふるい、他人を陥れ合っている
後ろを見れば
現実に悲観し、他人を蔑み、自分を見失っている
前を見れば
笑っている君がいる
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この雨のように、静かに薄暗いこの気持ちのなか傘もささず歩いています
雨粒が肌を伝って流れ落ちて、
まばたきを何度も繰り返し視界を良くしようとしても結局ムダで
ほど良いアスファルトの匂いと
先の見えないこの道が
この気持ちをよりかき立てます。
必要な時にすら泣く事も出来ない僕に代わって雨は降り続けます。
頬を伝う雨が今の僕の気持ち
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目を閉じて見える世界は真っ暗です。
目を開けて見える世界は別に平穏です。
耳をすまさず聞こえる世界は険悪です。
耳をすまして聞こえる世界は別に平穏です。
ふと見つめた先、
ふと聞こえたその先に別の世界が泣いています、悲鳴をあげています。
大事なことは見えすぎず、聞こえすぎずソコにあるんです。
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天気のいい朝に
会社の窓から見えたワイシャツ姿の学生たちが
2〜3人ぐらいのグループが不規則に歩っていた
なんだか懐かしくって
ずっと見ていた
少し前まで自分たちが歩っていたこの道を
今は知らないけど同じカッコの人間が歩いてる
変な感じ…
でも、羨ましい感じと寂しい感じとほほえましい感じも同時に感じた。
きっと知らない君たちへ、大人になんかならないでください。ガキで十分。その位が丁度よかったんだ。
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大抵の人が振り向いて終わってしまうなか
君だけは足を止め僕の声に耳を傾けてくれた…
ただの気まぐれだろうが僕は誠意を声に込め続けた
夢中で歌い合ってた
気がつくと人が集まってて、君はいなくなってしまった…
また会えるかな?
またここに来た時は、その黒いシッポを振って一緒に歌おうや
なぁ、猫くん
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今までの出会いは
全てこの一本に出会うために必要な経験だったんだ
ツライ事もあっただろ
まだ忘れられない事だってあるだろ
だけど、きっとそれは
君の笑顔を見るために総てが必要な経験だったんだ
いつか、たくさんの恋が
きっと僕らも幸せにしてくれるから…
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恋を失いました
でも愛はまだ残っています
恋を失いました
でも思い出は今も鮮明に残っています
でも、恋はここにあります
僕はあなたにまだ恋しています
それでもこれを
失恋と呼ぶのでしょうか
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僕がこんなにもがんばれるのは、君の笑顔が見たいから。
周りに見せるようなありふれた笑顔じゃなくて、自然に溢れ出る笑顔が見たいから。
そのためだったら、僕はどんなにぼろぼろになっていても優しく微笑んでいるから。
総ては一つの笑顔のために。