詩人:Kuro | [投票][編集] |
あの日君は急に窓から飛び込んできたね
その大切な腕が酷く折れ曲がってた
でも君は
病院の先生が手をやくほど暴れてたよね
その日から僕らは一緒に暮らし始めた
初めはご飯すらなかなか食べてくれないから凄く心配したんだぞ
3日目でやっと食べてくれた時は、飛び上がるくらいうれしかったんだ
それから二ヶ月はとても楽しかったよ
なかなか外には行けなかったけど
いろいろ話し合ったよね
だから君の傷が癒え
元の世界に帰ってしまうことが寂しかった
僕の両手から力強く大空へ飛び立った君は今
どこで、何をしていますか?
元気ですか?
あの日から僕の部屋の窓、
晴れの日なら開けてあるから
寒かったらいつでも帰って来ていいよ
いつでも待ってるから