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梅宮の部屋


[12] 街角に佇むように
詩人:梅宮 [投票][編集]

繊細な花がそこにある
緻密な歌が流れる街
其処此処にあふれる光は
僅かに影を残して 多くを照らす

例えばあなたが悲嘆にくれる時
その影はそっと寄り添うでしょう
例えばあなたが憤りに埋もれそうになった時に
踏み締めた足の下に生まれた小さな影法師のように

そして
笑い 泣き 怒り
そうして楽しむあなたの生が
僅かに影を残して また誰かを照らす

咲く 繊細な花
輝く それは  あなた

2020/03/05 (Thu)

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