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梅宮の部屋


[24] 夏の川遊び
詩人:梅宮 [投票][編集]

川面に昼の星が千と輝く
対岸に踊る緑は濃く
その向こうの涼しげな薄闇が好奇心を駆り立てる
灰色の礫が滑らかに微笑み
何事もないよと時が過ぎ往く

一枚の写真のような
その景色

子は静かに溺れている

2023/02/13 (Mon)

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