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梅宮 蛍の部屋


[44] お別れを云うよ
詩人:梅宮 蛍 [投票][得票][編集]

うす汚れた黄金色と藍色のすきまに
ぼくらの夢は隠れてしまった

暗いあの道の真ん中で
きみはまだ立ち尽くしたままだろうか

もう夜が明けようとしているのに
小さな星がひとつ
かなしそうにポツンと輝いてる
きっと 帰るのを忘れたんだね

ほんのりと明るい街の中を
なごりを惜しむように灯る電灯が
等間隔にぼくを見送る

ねえ こんな日を
お別れ日和と呼ぶんだろうか

うす汚れた黄金色と藍色のあのすきまに
ぼくらの夢は隠れてしまったんだよ

2025/02/15 (Sat)

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