詩人:さらら | [投票][編集] |
雪の夜の巡礼者の列
灯
一瞬にして吹雪
目の前
時の巡礼者たちの列
吹雪で見えなくなり
それは消えたよに
その後
人の たましいは
生まれ変わり
新たな生へ
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人間は知能を持ち始めたと同時に
その幸福と紙一重の悲哀
苦痛、一瞬にして誰しもが知能犯という知識さえ論じてしまう憐れささへ
裏と表のカードその面で
夜明けも変わる
過去凪がれた未来たちのなか人間は
文化というもの生じては育みその恩恵から人間のたましい生エナジー
蘇らせた
痴を識るその手よ
たましい研ぎ澄ました
職人 造った箸を持ち
恵みを頂いてみよ
何を このたましい
エナジー掴みたいのか
悟るだろ
暴走した知能により
失ったエナジー たましいは
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死にたいという意を伝えた
相手が例えば
ミュージシャンなら
そのミュージシャンが
演技で死んだ姿を見せただけで
好きで在っても
勝手に傷つきもう
しばらくはそのミュージシャンを
見たり聴いたり出来なくなる
私が居た環境は
生きたくても それが出来なかった人たち
ばかりが居た環境だ
その私に よくも
そんな残酷なシーン見せたね
そう想う
嫌な奴かもしれないが
正直 本音だ
余裕戻すと見方を変えるものの
何回も似たような事を想った事は
事実だ
ところで
一生の間
信じられない数の女性と
関係を持った男性については
なぜそんな男性に恋愛感情が湧くのか判らない
一途な男性の方が人間としても男性としても魅力的だ
ハーレムな女たちは
囲われたいのだろう
人間性まで
相手を教祖様々にしたがっているだけなのかもしれない
育てる過程の家庭は
とても大切
今だ家庭を軽視している人間たちもいる
その未来
大人となった子供たち
あのこは云った
パパは浮気相手のとこに入り浸りで
ママと離婚もしてないのに生まれて
十回程しか逢ったことがないの
だから私はホステスになって
男性に尽くしたい
昨晩は 五人と関係を持ち
先週は七人と一晩で関係を持った
検査にひっかかった
感染するんだって
ピルも飲み過ぎて
身体壊れてる
だけど辞められないと云う
それはその子が選んだ人生とは云っても不幸な選択肢
噂で彼女は自ら他界したという
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しゃれこうべだらけの
花畑
いつか ここから抜け出せる?と
戦地跡 歩み続ける
少女の詩は
いつまでも
その草原から抜け出せない
向こう側には
ここから抜け出せる
駅が在るのでしょう
悲しみ在っても
また違う悲しみで
しゃれこうべの中
歩かなくて済むのでしょう
レクイエムの花畑の草原
夜風 揺らす
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疲れている人に
癒しを求めようとしても
痩せ細った病人の背に
おんぶしてと
寄りかかり
痩せ細った病人は倒れて
意識混濁するという事実を
無視したまま
愛をこう姿は
倒れ痩せ細った人間が無視した暴力だと
その後、嫌み返しを貰っていくだけ
これを共依存症という
相手はママではない
ママ代わりとなる代償を求めた場合
共依存症は繰り返されるだけ
必要な成長を自ら拒んでいるだけ
ママ代わりとされた者は
同じ部屋に居る
時間を減らさなくては
必要な成長が訪ずれはしないという
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絵のような詩を画きたいのです
僕のこころは
悲しみの長い野原
歩いて くたくたなのかも
しれません
だから詩を綴るというより画きたい
あの絵のような詩を
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廊下に花が一輪
落ちていた
近くの壁には 花瓶が在る
その誰しもが歩く廊下に落ちた一輪の花を
そのまま放置してしまうか
花瓶に生けるかで
その一輪の花のその先は
決まってしまう
花を摘むか 摘まないか
摘まれた花が
水に生けられたか
誰かに摘まれ
その者が他のことに夢中となり
花は水も無いベンチに置き去りにされたまま
その花の運
決まってしまう
摘んだ人間の手によって