詩人:さらら | [投票][編集] |
デジタルな関係より
アナログな散歩道
青空市場
地球日和 アナログ日和
あなたも僕も
アナログ日和の
散歩道の旅人
僕は 青空市場へ
出かけて
時々
君と眺めてみたい景だと
ふと想う
アナログな 空 雲
季節の風
ゆったりと凪がれ
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蒼く眠り込む
まどろむ時の音色
天国の地下室だと暗号
報せるような
閉ざれた幸せの調べは
いつしか
悲しみの症状となる
何か スープ創って
スプーンで食べさせてと
止まった砂時計
隠された閉ざした幸せ
さざ波の音
かき消す
堪えられ無くなるのは
僕だろう
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その治療薬の副作用が
でる前
数年 びじん
可愛いなどといわれた
しかし副作用は
外見を変えた
あの妖精のよな外見だった
あの娘の姿も
外見で選ばれた後
外見変わり繋がりが切れ
まるで
傷み出した人形みたいな
扱い話しだね
妖怪みたいに彼女は
言われた
それ以前は
妖精だ 天使だ
モデルだ完璧
パーフェクトだ
くだらない
気持ち悪い相手から
観賞用の熱帯魚
副作用で外見
変わった彼女に
妖精みたいだと告げた相手は
妖怪だと伝え始める
知っていたのだろうか
その男は
自分が不細工だと
治療の副作用から妖怪みたいな外見となった
彼女は
思いやりあるハンサムな
男性と結婚していた
ペットに整形かけても
思ったような外見にはならなかったと捨てる人間が居る
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嘘つきの嘘は
ほとんど
幼児性からだ
大人になりその嘘から
抜け出せず
毎日繰り返すなら
ある幼児期 未解決の
問題が
未解決のまま
ここまで来ている
嘘を重ねると
また
その嘘を上塗り重ね続け
嘘はパラサイトのように
増殖していく
その中に在る
真実 本音を隠す嘘
嘘こそ誠だよとなる
夕焼けた未来の後は闇の夜
月 映えて
若さ無くして嘘の続きは
何処 迎う
そこから真実
本音は育ち
育まれて行くなら
その嘘つきは
世に言う 勝ち なのかも
そして騙された側は
何なのか
騙されたくないから
消えたくなる
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泳いだ後
温かさ待っているというのなら
その備え在るというのなら
備えなければ
泳いだりしない
冒険はできない
例え
冒険したとしたら
その時は 覚悟あるのみ
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風カーテン止めた
透かされた闇
まるで幻想のよに
透かされた こころ
捜して来た
こころの扉向こうの
未来など
誰 知ったことかと
過去も 未来も
在という秒刻み
無視した
その先は 同じこと
繰り返すのみ
小さな革命
風となる
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サンダルの身軽さ
ブーツよりすぐ
はけて
サンダルで小さな
観光地 歩いた
その先の未来
もうサンダルで外出しないようにという
それと同時に
行く範囲 出かける範囲
狭まり
それと同時に治療が始まり
昔からの友人から誘いの手紙が着ても
逢いたいのに 逢いたくなかった
そんな十年間
十年前と十年後
季節変えて行く
何か成し遂げるよに
過ごさないとね
君はいつかお嫁さんになるのだから
違う世界にエナジー
もっと向けなければ
お嫁さんは比喩なんだけどね
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それは おむすびの日というテーマ
ある番組で
神戸の地震後
やっと おむすびを
手にしたという
その後 東日本の地震と映像は移り
地震後、親戚付き合いはなかった
血が繋がった子供たちは
ご飯は食べているのだろうかと
案じて 何もすぐ届けること出来ない
悔しさで
在も 私は時折で無く
見失ったように
連投したのだろう
自分でも 善くないと
判っていながら
原爆の後遺症で亡くなった人を知りながら
また放射能はこの国の未来を脅かし
悔しくて辛くて
間違っている姿勢なのかもしれないと判っていながら
塩おむすび
手にした人の姿
君を想い出した
幸福にならなければならない人たちを
更に追い詰めて行くような
出来事を過ちを繰り返してはならない
地震で崩壊する建物
ガス煙りが充満してしまう街
津波で被害にあう環境
放射能は安全だと安心させるためでなく
放射能を存続させるための理由に使う
被害に在っては居ない者たちが
半年近く 食事無く点滴だけの入院生活の人
副作用で頭髪抜けて
被爆地で
私はその後 拒食を起こした
食べ物を噛み咀嚼し飲み込むことに
恐怖感を持った
回復時 泣きながら
電解質、柔らかいものから食べた
危険リスク高いもので
奪わないで下さい
まだ若い命を
皆が幸せでなければ
ご飯を受け付けなくなった
まだ若かった私は
その後ネットで病んだ姿を見せたのだろう
お願いだから危険リスクで未来を奪わないで
あの子たちの