詩人:さらら | [投票][編集] |
ネギの刻み方次第で
少し気分変わる
その微かな薬味
風味
ネギの詩と
ネギの哲学
ネギの刻み方で
少し人生の方向
見方変わるとき
人によっては大きく変えて行く人もいるのかもしれない
うどんの薬味
鰹節と卵と刻みネギ
風合い良く
美味しくなった後
意識、変えてしまう人も居るのかもしれない
ネギの哲学
掴んで
キャベツの詩
レタスの魔法
大根のセンス
里芋の句
土の微生物からエネルギー貰って
天気の恵み巡らせて
あの人は
あの人にポトフ温め
新ジャガをたくさん貰った日
たくさんコロッケ作った
子供たち遊びに来ていた頃
私は子を生めない
子を持っても外出も望む範囲困難な診断
室内範囲まで
いつしか
料理作る時
旬菜の詩を刻み
ジャムの哲学
そうやって想い刻もうとしている
閉鎖した心の扉
開く鍵
求めるように
詩人:さらら | [投票][編集] |
この部屋からも
夜は 月 星 見える
朝方だと朝焼け向こう
消えて
夕焼け時
この部屋からも時折
夕暮れのかほり
夕ご飯の仕度のような
この部屋からも
時折 虹 見える
皆の詩の 向こう空
雲と 空の色
詩人:さらら | [投票][編集] |
ことばの仕草
微笑む仕草
うつむくような仕草
箸を持つ仕草
歩く仕草
愛を求める人の仕草
夢を追いかけてゆく仕草
夜風に揺れる葉の仕草
いつもの月と星
吸い込むような空気のかほり
その仕草
文字を打つ 仕草
携帯 手放して 逢いに行こう
何かと
その仕草を僕は自身に求め
雲 凪がれてゆく仕草
地球の中たくさん存在する
あらゆる仕草の中
未来に向かう君
在と向き合う君の仕草
詩人:さらら | [投票][編集] |
おじいちゃんはフィリピンの島で戦病死した
その話しを聞く度その纏わる話しを聴く度背の丈と比例し
その島をイメージしていた
海亀よく泳いでいる島
そこへ時折 想い馳せた詩を乗せていた
そうすると一度も逢ったことは無い
おじいちゃんを想い出すことが出来た
想い出す必要が私の中に在ったのだと想う
青い海 海亀泳ぐ
その背に彼を乗せて
連れて還って
連れて来て
かなり時を隔てながら
時折こう願うと
こころ穏やかとなる事
少なく無かった
青い海 海亀 泳ぐ
詩人:さらら | [投票][編集] |
夜空にはあらゆる数の星
瞬くよう詩い
かがやいて
その星 全てに投票を
または一番かがやいた
星に投票をと
できないので
その星の詩を
眺め詠むのだった
詩人:さらら | [投票][編集] |
ドクターストップかかり外の景色ほとんど覧てないのなら
自然の景
詩いたいだろうし
戦地跡と変わらない光景、体験した後は
きれいな甘いような想い浮かべたいだろうし
それをとやかく文句言うのは勝手だろうけど
ティファニーのショーウインドー入口から毎回出入りして過ごしてるんですか
その手の不平不満は
詩人:さらら | [投票][編集] |
春の入口 手前
寒の鋭さ中
降る雪
変わらぬ想いも
立春から先
何かへと旅向かうよに
変わり
その手前 降る雪の
雪の上 雪降り積もる
少しずつ
春となる報せ
梅を待つよな
冬らしき音
詩人:さらら | [投票][編集] |
夢の小鳥さんと
愛の魚さんと
ハーモニー
その線画くまで
何億年かかろうと
諦めない生き物
存在するというのに
今日も文化アイデンティティ族の
走る姿 ただ見ていただけだったなんて
しんでも云うな
走りたいなら
大切なもの存在する世界で
その旋風 受けよ
詩人:さらら | [投票][編集] |
あなたの心の身に
絡まりもつれた糸
解く作業 終了した
梅と雪の枝
小鳥 とまる季節
糸まるめていくうち
あなたの恋心
呼吸してなかった
ただ あなたの心の扉から
小鳥 飛び去り
春となる未来へ迎い
その糸で何か作ろうとするうち
また この心に絡まり
もつれ
解くことさえ忘れたように
梅と雪の枝に
未来となる春の空 写る
わたしにも 未来を
与えてください
あなたから
心便り届く
いつも未来 手にして
おきながら
逃げてばかりいた君
絡まる糸 解くうち
糸で何か創り出す
正体不明な未来
詩人:さらら | [投票][編集] |
詩の輪廻
繰り返し巡り
星の吐息
聴いて冬眠し
また春の陽光
溶かし
時の小川 ながれる音
寝起きの君
春風 揺らす
希望
詩はいつも存在していた
ことば超えて
聴いている
蘇るエナジー