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さららの部屋  〜 投稿順表示 〜


[223] 探すのをやめた時
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創造の引き出し

箱のなかのカケラ


鍵失った

タイムカプセル


探すのをやめた時


何か見つかるのだろうかと


ただ

鍵無くしたタイムカプセルも

箱のなかのカケラも


開けてその季節という時の

エナジーに触れたなら


甦るよに蘇る



探すのをやめたなら


見つかるというより


何かの余裕 見つけ


見つかるというより


蘇る


そんな春手前の小さな


小さな時間













2012/02/12 (Sun)

[224] 季と節のバトン
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いつか君は

お嫁さんとなり親となる


その事実の手前


忘れ雪の様な物語のなか


春先の 芽吹いて



小さな報せ




木漏れ日のなか


季節と季節は


少しずつバトンしながら















2012/02/12 (Sun)

[225] 飽きるまで何もしなくていい
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思い過ごして


飽きるまで何もせず


過ごし続けた後


求めたものとは 何か


次に 求めたものは 何か


次に 求めたものとは








2012/02/12 (Sun)

[226] 枝先
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その人は呟いた
暗くないと怖いんだ


いつも明る過ぎると
恐いんだ


詩も詠みものも


毎日 眠るための夜
来ること無く


昼の明るい前向きな声ばかりが


明るい前向きな
声ばかりが


いつも聞こえて
明る過ぎて


眠れない 意識は

ずっと覚めたままだと


デトックス無し
心気に溜まり続けてゆく


明るいだけの日々



それで闇の月

浮かべた葉は


いつしか季節の爽やかな風

求め詩い


雨のリズムに気付く


雪の無音



枝先と季節の匂い




探していたけれど


解決するよな葉を


同じリズム繰り返しただけのよに



あの枝先
芽吹いている


たましい


溶け行く春の雪のなか












2012/02/12 (Sun)

[227] 湯加減
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何も 考えたくない


少しでも元気になるまで


考えの過食から

考えの拒食


八分目を



物事は時に湯加減のよに





冬解けるよな
雨の音


静かな雨












2012/02/13 (Mon)

[228] レコードの針
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様々な詩


君たちは部屋のなか


暖かく過ごす詩は


時に 冬を語る



レコードの針
治す費用
待つよな春を








2012/02/13 (Mon)

[229] 大国の現実
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人間の未来を奪うことは


簡単だ


核と金にタマシイ奪われた者たちは


自らの欲のため



子供たちの未来を奪い壊すことさえ無視して



その姿はコカイン、ヘロインを手放せなくなった心理と同じだろ



悪性の密売人たちに金儲けさせながら


自らは大切な幼い子供たち遺して去って行く


なんて残酷な事実



よく点検してみよ


人間が薬物、金により
悪魔を超えた姿で


人間の未来、姿、大切な者との暮らしを奪うという


昔聞いた
あの治療薬は
金の成る木



2012/02/13 (Mon)

[230] 冬春雨
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あの春雨の日


夢も希望も無く


ただ行く先には

夢希望 待っていると


イメージして


若き傘に


粒のよに流れてく音ながして


その未来は在



二つ服用している治療薬は


どちらもワースト5内に入る強度、数多き副作用

(今日の日付の日記に載せました)

新薬


服用量は少ないうちなのかもしれないけど


ふらつき めまい 動悸
頭痛、不安..他と増えた
安定剤はあまり服用したことはないけれど


動悸と不安が続くと半錠飲む


冬解けるよな
雨の音


静かな雨


レコードの針
治す費用
待つよな春













2012/02/13 (Mon)

[231] テーマ
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冬の夜雨
小川となり凪がしてく
ラブソング


哀しみという星
愛しいという星
映して


天の川みたく寒さの中
凪がれてく


わんこ
冷たい水飲みたくて


哀しみという星
愛しいという星
映した天の川みたいな


小川 飲み


春は花 咲いて きれいなんだよ


哀しくても きれいな
匂い いっぱいだよ


ときめくような
夏も素敵なんだよ


未来は 素敵さと


夜空果てに向かい吠えて



翌日から

ネクタイして出かけてた



冬の朝陽は

雨の道 なかなか乾かせないまま


春はそれなり 連れて来る

それぞれのテーマを












2012/02/13 (Mon)

[232] 或る散歩
詩人:さらら [投票][編集]


春色の貝殻拾う砂の上の


文字解かす解読のよな


時の散歩道


季節はまるで輪廻のよに


巡りながら


いつしか解けたもの


成長という時の旅


あの枝先に
また小さき花咲いて



それさえも時の詩の輪廻のように












2012/02/13 (Mon)
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