詩人:さらら | [投票][編集] |
あなたは外の世界を
よく詩っている
僕が知らない世界
禁じられた世界
入道雲の下
子供たち泳ぐ海
季節のなか走る人たち
独特の喧騒
山の頂きとその過程
通過して行く風
健康だったら
もっとアウトドアの風
受けて
その詩をうたいたかった
インドア世界から
記憶向こう
フォトみたく引き出して
想い返す様々な景色
その後 必ず想う
僕には何が出来るのかな
季節の景色のように
人を支え
励ますことは出来なくても
そう幾度か想いながら
また次の季節
風景に訪れる
自然を詩うなよと
詩人さんから何回か
注意受けた
禁じられた世界に憧れ
よく詩っていた
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陽だまり休む
その空の下
その季節だけ咲く花たち
僕が
いつも包帯巻いた人に
いつも何かアドバイスしていたとしても
それは恋愛感情では無い
僕も 包帯 確か 巻いたままかもと
曇り空の下のベンチで伝えて来た
僕が 別の人に恋をしていても
それは幼稚園のエプロンした先生が
自分より背丈高くなった
昔は園児だった子に
抱く愛情のようなものかもしれない
陽だまり休む
花曇り空の下
いつも
その季節だけ咲く花たち
いつしか
以前 咲いていた花消えて
知らない苗の花
まだ小さな背丈
その手で夢
創る人たち
愛育てる人たち
そして花摘む人の手は
少しずつ若さ失って行く
膝丈ぐらいの丈だった
あの花の苗
天仰ぐよに
高く花曇りの
空の下 満開
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小鳥たち
夢うたう
呼びかけ
合うように
僕は ただ
聴いてる
失った形の姿のまま
魚たち
夢を記憶のDNAに送りながら
時を泳ぐよに旅して
失った形で
線を引くように
星座のような繋がり
何の形か不明のまま
だけど
あのこは伝えた
笛を吹くよに
何の形なのかは
不明だけど
オーロラのよに綺麗だね
闇のなか
小鳥たち
うたう
地球の季節の枝で
その詩を聴く
失った僕は
それはそれで
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よく旅に行けた者たちが
ある日 突然
その暮らしから遠ざかる
本当の足で歩む旅とは
ほど遠くとも
その写真を貼るように
僕たちは想い浮かべるように
また その旅を その足で
歩んだ過程
詩うことが出来る
毎日 沢山の皿洗いのみばかり続いて
後は眠るだけのような日々にも
女神のよな羽衣
泉の傍で
そこから別物語を
あの人は
うたったり
創り伝えることが出来る
泥だらけの
手で文学壊すよな夢の中 侵入して掴む
痩せっぽちワイルドなエナジーのあの人は
闇なか皆がわくわくする脚本創り
彼女は鉛筆一本で
夢 希望 画く
君は 君らしい
希望 夢を語り続けて
遠慮はいらない
人間は何かあれば
ショックにより
夢 希望を 忘れてゆく
突発的に
だから 君の詩を見かけた人は
想い出すだろう
この世界に
人それぞれの夢 希望
存在した事
その事を記憶は喪失してしまったことを
悲しみ 苦痛のショックの後
想い出す
ラジオから流れて
ああ また君の声に
また 助け救われたんだなと
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人は悲しみ 苦しみ
本当の孤独を体験しなければ
人の心 その相手を理解することは
出来ないとさえ感じた
そして 本物、本当の愛に
接しその中で育たなければ
本当の愛を知ることさえ
風のなか吹かれたように
孤独は愛を知り
そして時折
その行方を不明にしてしまう
だから
知りたいことが在る
孤独のなかに幸福を
恵み与えるような
孤独だからこそ
気づくこと
孤独な時にしか
気づかないこと
五体満足で無いことを
普通では無いと
想うような生を歩みたくない
その中で見つけていくテーマ
たぶん 私の心はずっと
五体満足では無い
健やかな身体の人たちとは
別のテーマが歩み始めている
そこで見つけなくてはならない生
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性暴力を受けた後
躁鬱になりやすいという
内容によりけり
乖離気味となり
何でも話せない
専門家以外
聞いた人まで類似した
メンタルを体験して壊してしまう
感情鈍麻となり
たぶん苦しみのあまり狂って
寂しいなど想うこと無かった
トラブルさえ無ければ
安堵して眠りについた
最近
内科の別治療薬が増えた副作用のせいか
恐怖心わいて
安定剤を時折 飲む
段々と 今まで麻痺させて
気づかなかった
寂しいという気持ちに
やっと気づく
もしかしたら
普通の人に戻ったのかもしれない
様々な表現により表れた
自己確認は
大人気無く
様々な年齢をあちこち
さ迷ったよに
あなたたちの自己確認は
素敵だった
魅力的だったその存在
寂しいと 気づいた
やっと 普通に
まともになれたのかも
しれない
自分を麻痺させ
戦ってばかり来た
いったい君は
何がしたいのと
寂しさは 何かに
気づかせてくれるのだろうか
それを悲しいとか苦しいというものに
したくは無い
やっと人間らしくなれた
その姿は
麻痺させた時より
もっと弱いのだろうけど
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誰かを傷つけたくなかった
そのため自分が傷つくことが
苦痛で
朝焼けも夕焼けも
その狭間聴く
人のこころ
季節の音
ゆったり巡り移り変わる
季の節で
見た君たちの
哀しみも喜びも
何かと変わり
時をバトンして行く
その狭間
その想い行方不明となっても
それは行方不明では無く
不思議な
季節の薫り
季節の音
地球の
小さな旅の記録のなか紛れ
その中に君の想い
空渡り伝えて来て
勝手に不思議な幸福だと
決めつけた後
君を傷つけたくなかった
不思議な幸福は
機を転じては
哀しみの透明な糸のよに
それでも 君たちの
心に出逢って
すくい上げた哀しみも喜びも
不思議な幸福だったこと
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僕たちの
あの秋の図書館
冬に騒いで
春に休止して
そしてあれから
あの季節は
何処へ向かったのだろう
あの季節独特の方向性
柔らかなペンなど
要らないよとばかり
煽られて
あの季節は
どの星座の下
希望
繋げ
星座 ぱらぱらと
落ちて来たと
言わんばかりの出来事
並んでも
その希望の方向性
再び想い願う