詩人:さらら | [投票][編集] |
僕の内心なか断捨離しなければならない
メンタル在るならば
それは何なのかさえ
ハッキリ掴めない
ハッキリ掴めないから
“大切なものとは何ですか
と問いかけている
風は さらさら
陽のシャンプー
風のシャワー
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道が何本か分かれている
枝のよに
一本の道 選択し
ひたすら一本道を歩み
その一本道 なぜか
迷路となる物語
途中 枝分かれのよな道を
望んでも
一本しか道は無く
その道まっしぐら
だが
迷っているという
一本道は まっすぐだが
長い まるい円
現在 過去 未来を
行き来する タマシイ
魔性だとかいわれてる
あのこの症状
副人格の数多く乖離性
記憶喪失ですか
健忘症ですか
まっすぐな まるい円の道
迷路
“その道の前向かず
右でも
左でもよい 横向いて
道横に在る
ただ広い草原 走り抜けなさい
その円い一本道の迷路から抜け出すために
月夜に横向いて
道無き ただ広い草原を
風のなか走り抜ける夢
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ハッピーさん語らう世界
ハッピーさんは
悲しみへ思い出せと語る
僕が 戦中歩んだ時の記録中も
ハッピーさんは思い出せと囁く
そのうち
強く大きく
ハッピーさんはけして
ノー天気に
ハッピー語らってはいない
その記憶中、薄れ忘れていくハッピーに
大切なこと在るから
思い出せと
強く大きく
戦中歩んだよな時の記録中
僕の こころは のっぺらぼうのようで
ハッピーさん
また語らう
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文字が透明な雨粒となったとき
いくつも分かれる水脈に
捜索
僕の靴を探して
春の捜索
ハッピーさん語らう世界で
悲しみという症状
あの丘まで目指し歩くための靴
透明な水脈 流し隠した
それでも素足で
登ろうとした
そこに あなた居なくても
そこに 僕の未来無くとも
ザーザー
流れてく透明
靴は 幸せな世界へ向かった
僕を置いて
だから なんだよとしか
思わなかった
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砂漠のカフェ窓外
白骨化した過去
あれ取り払ってよと
時の風と砂の幻に伝える
童話のなかにたたずむ
シナリオを果てしなく
青い水平線に掻き消したよに
過ごしても
波は幾度も 砂地に戻す
事実を
青い水平線向こうばかり
眺めた意識に
しばし背を向け
再び その街を知る
ほろほろと顕れた隠し事
ホルマリンに浸かったままの句
割れて破片と羊水のよな
水流れて川となり抜け出す
砂漠のカフェ
白骨化した事実
破られていた
青く果てしない水平線
向こうに未来は無かった
ただ 事実を無視した
抜け出した句の乖離現象に
忘れる程 透き通り
忘れるなと
破れた頁 波うち際へ
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地球の景色
季節を旅してるんだ
季節は地球を旅して
地球は季節を迎えて
季節
地球にまた訪れて
景色となる
そんなこと想い浮かべるくらい
部屋の中に居る
それは望んで部屋のなかばかりに
居るわけで無くて
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例えば
時折 他の人たちの詩を詠み
ふと その腕と手先
その季節の枝のよに
陽 求める仕草に
季節の鳥
とまり 君の詩の枝となった
腕に その季節の花
咲いて
それだけで済めば
詩も寂しくない
かなしくない
詩にその人の存在
その存在 うたう
時折 絶えラれないくらい
辛かった
偽物の こころ で無くて
だから
きれいな季節
眺めるよう
その辛さ緩和するよう
外してしまったかな
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外はより春らしくなる
今日 蕎麦を茹でたんだけど
かなしくも
たのしくも
なかったのだけど
希望は その蕎麦にも
茹で汁にも
春の外にも
その存在に意をなすこと
出来て
ただ
蕎麦も油断すれば
茹で過ぎたり
春の外は 花粉症だったり
注意すべき点在り
それで そのLinkについては
ネットでもリアルにも
Linkするもの在り
ネットからリアルにLinkしていく
過程も
小さな希望の集まり
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その無印のよな
衣類ケース
衣更えするだけで
気持ちは変わる
ついでに
白妙の衣干すてふ
と句を想い浮かべ
天の香久山をイメージするだけで
違う世界 次元へ連れて行ってくれる
文学も文化系も季節を楽しめる
奥深さ伝える 小さな時の散策旅
希望なくとも
何か見つける
隣に居なくて寂しいなら
隣に居なくて寂しくないもの見つけ