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さららの部屋


[135] 透明な羽
詩人:さらら [投票][編集]

 



ほとんどまったく変わらずに


行くかもしれない


またその逆で



予想以外のことが起きて

行くかもしれない



あなたたちは



寒さを体験し 温かさを


求め 温もりを手に入れようとしている


僕は

冷たさから 意識 麻痺したまま


未来に来たんだね


夢 希望に年齢は関係無しと

いえない


健康で在るか無いかは


それ以上 大きく左右する


その位置から


物事を見て 決める



昔は 見えない透明な羽のようなものがあり


飛ぼうとしたのかもしれない



その羽は 年齢と失った健康から


落ちてしまった



歩けばいいと ただ想う



好きな世界が

幸福を与えるとは限らない


幸福を意思とするエナジーが必要で


その過程 失うものは


動かない停滞したままで

いるより多いのだろう


それでも

バス 列車 舟に


在の人たちは乗ったんだね
















2012/01/19 (Thu)

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