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さららの部屋


[30] 迷路の壁上に立ち見晴らすと
詩人:さらら [投票][編集]

 
僕は私は普通の境遇で
たぶん今まで来てはいない
はっきり言って辛い悲しい苦しかった

悲しみをストレートに伝える性でなく怒りに変えていた

この怒りが変調さを与え
外した対応は少なくなかった

自分についてもっと考えなくてはならなかったのに外へ気を向け傾け放置して

余計 未完成な性格で接してしまったのだと想う

この怒りは悲しみからと
残酷な社会の未解決な一面に向けられたまま

そういう境遇を受けて来た内面育った人格、性格が在る

伝え方が判らないけど

詩の世界でそんな自分を時折解放して来たのだと

そこで君と逢ってここまでの時を得てそれは小さな歴史となり

悲しみのあまり一時期 自己愛が全く欠乏したような無感覚な時期が続き

自己表現は変調したまま

僕、私を知らない人なら
判らない気づかないけど

知っている人なら不安を感じるだろうと

ネットで知り合った半数ぐらいの人たちが

幼い頃のトラウマ体験から生じた心で自身や相手と伝え合ったのだと思う

今 起きていることは
その子供の自分たちが

保護する側の大人側の
位置 その視点が それぞれの、こころに生まれ育つか、育てあげるかで

詩人、文学、またこの域によく居る人たちは絵画、音楽、他、表現世界にもよく居て

僕私たちはその表現世界で自身の在り方、関わる人たちとの在り方を問い直し

見つめ直そうとしている
知らずして

そんな自身に嫌気がさすのは子供から成長期にあたる時期の心も在り、そこから先は大人の域

強くならなくてよいと
僕は言いたい

強くなりたいという気持ちは時にずっと続けて走りっぱなし余力を奪う

無茶は禁物 僕、私たちの内面はよく無茶して来た
迷路の壁上から在、見晴らすと

2011/12/20 (Tue)

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