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さららの部屋


[333] 透明な文字
詩人:さらら [投票][編集]

 



文字が透明な雨粒となったとき



いくつも分かれる水脈に


捜索



僕の靴を探して



春の捜索



ハッピーさん語らう世界で


悲しみという症状





あの丘まで目指し歩くための靴





透明な水脈 流し隠した


それでも素足で


登ろうとした


そこに あなた居なくても


そこに 僕の未来無くとも




ザーザー

流れてく透明


靴は 幸せな世界へ向かった


僕を置いて



だから なんだよとしか


思わなかった















2012/03/20 (Tue)

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