詩人:さらら | [投票][編集] |
今の若者たちが生まれた頃は
物が溢れた時代に生まれ
物欲はあまり無いという
その代わり核家族環境で育ち
離れ暮らした祖父母を想い
その愛情を求める
物欲より求めるのは
心、愛情
それはありがたい姿だと想う
しかし
物欲も必要だと想う局面に接する
(それは衣類ばかりいつでも買い込みクローゼットのなか入り切らないというような物欲では無く
)
人間は人間に溺れ切ってしまう それは一時期なら成長の証であり必要なのかもしれない
しかし いつまでも いつの時も人間が人間に溺れ切って 大切な魂 衰弱させてしまう事は避けなければならない
物を欲しいという姿も様々な在り方がある
必要な物を求め欲する時 その物の存在とは
単なる物では無く大切な存在となる
人間に溺れ過ぎてしまっている時は
大切な物を探し求めて欲しい
その間 人間関係のことを忘れてしまうくらい
その物との関係を繋いでみて欲しい
自然と共存する人間の在り方のように
物と暮らす人間の在り方 を
自然が地球が生み創り育んだ創造なら
物は人間が生み創り作り造った創造物
それは文化との接点
けして人間を避けていけと伝えてはいない
物と共存する人間の在り方
文化との繋がりは人間の在る在り方と繋がってゆく
そこには人間関係に溺れてしまうような姿は無く