詩のなか深入りしてしまった人の感性に
浸り切った季節
灰色の時計
動かす
ことば仕草
呼吸は
空の雲 映える 時の間まで
移動し
その感性の散歩道
その時の間に
費やして
まるで詩の中に脈と
鼓動
巡らす 言葉のなかの酸素
意識
傾けた
それだけで
落ち着いた
例えスランプに陥っていても
絵だって
そうだ
その画放つ感性
工芸の仕草
その存在感
空気
例えスランプに陥っていたとしても
その感性のなか深入りしていく僕
私は
恐怖感と断絶できた
そして答え無き世界に
それは答えとなった
2012/10/31 (Wed)