詩人:如月。 | [投票][編集] |
地下室の水脈聴いた
寝起きの
喉の乾きと似た
夜明け
地球のゆりかごの音
風
薫り
よその地か
まるで知らぬ時間か
旅先の一頁の
シナリオのよに
何処へ
このたましい
エナジー置けば
導けばよいのか
停滞した無という
無つきまとう
そこで
ほくそ笑えたならいい
若者みたく
そこで反抗期の
娘のように
反逆心で
その無を蹴り壊せたなら
ブラックバードと
青い鳥と
水辺で水飲む
仕草感じたように
その先の物語など
誰かはシナリオにしては
電波に飛ばし
届けて
気づいた頃
気付く
長い悲しみさえ
症状
副作用だったのだと
地下室の水脈の音から
階段を登れば
まぶしい
どの季節も
かがやいて
ただ歩けた
狭い地下室より
よく歩けた
地下室出て
歩いて 気づいた
実際 歩かなければ
判明しなかった事
記憶喪失感
それも症状なのでしょう
いつまで
苦しみ与えるつもり
陰に隠れて症状コントロールするコントローラー
人の運をコントロールし
何が目的なのか
反逆心の子が
蹴り壊す負の扉
それが必要で
でなければ
コントローラーから
コントロールされたまま
負の扉に閉じ込められたまま白髪