詩人:如月。 | [投票][編集] |
文学のインクの匂いがした
詩似合うよな
朽ちた木のテラスから
青空に文学 泳がせて
君はその中で
夢 育んでいるようで
カーテンのよな雲
凪がれては
そのまま時代 夜の空 迎え
闇の空に
静寂なる星の吐息
哀しく映る
ガランとした夢の部屋から
離れた位置で
君 育てていた
君なりの文学性
銀河の息吹
叶わなかった夢の墓場
掘り起こそうとした
僕たちは
何という希望
掴みたかったのかな
でもそれはもう過去なんだ
今は未来だから
哀しい夢も
銀河の夢の舟に乗せて
旅経せるよ
夢も希望も
ゾンビとなって
それくらいでなければ
文学の舟には
乗れないのかもしれない