ホーム > 詩人の部屋 > 如月。の部屋 > 切なさの余韻

如月。の部屋


[89] 切なさの余韻
詩人:如月。 [投票][編集]

 


暮れる街角の灯
向こう

忘れさられたよな

公園ベンチ

あの季節

鮮やかにあの風と詩っていた

せつなささえ
気づく暇無く

思い通りにはならない

例え そこに

届きそうな想い

通過していても


想い出さえ

想いだすこと無く

せつなさの余韻だけ

繰り返した季節の

詩の雨

降り落ちて

雪のように 春待ち


吹雪よな

君たちの 詩のエナジー

切なさにさえ

気付かないくらい


外の季節の音と
共に詠んで

アクセス 閉じて

切なさの余韻


空 降らす





2012/08/27 (Mon)

前頁] [如月。の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -