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頭の中の部屋


[1] 破壊されゆく希望に似た感情
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頭の中に溜まる雑音

顔に出ないよう
必死にポーカフェイスを装う
とは言っても無表情

自己中心的な女
表面だけで笑っている女
必死につくろっている女

むかつくと必死に叫ぶその女たちを
狂ったレコードのようだと思った

壊れた世界で何を願おうか

願うとしたら
世界の終わりか自分の最期

この世界にいる限り
鳥のような自由は望めない

そんな鳥にも役割があり
構成されていく世界の基準線

安らぎが欲しい
死にぞこないが呟いた

もうすぐだから
安心して眠れ

同情なんて感情
チリとなって消え去った

必要な感情じゃなかったから



同じ髪型に似たような格好

同じという言葉に
安心を得る人類

七不思議以上に
不思議なことばかり

どうしたらこういう世界になる?
欲望・憎しみ・悲しみ・苦しみ

その結末がこれだと言うならば





私'は


2008/12/22 (Mon)

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