ホーム > 詩人の部屋 > 頭の中の部屋 > 永遠<幸

頭の中の部屋


[8] 永遠<幸
詩人:頭の中 [投票][得票][編集]



永遠という響きは

所詮夢であって
現実ではない


愛を知ったものは

誰もが一度は別れに嘆き
誰もが一度は口にする



知らない者はいないだろう
その悲しみやその痛みを

誰かを自分の物にするなど
到底無理ではあるが

願ずにいることも
無理なのだ




しかし

相手の幸せこそを
一番に願ってしまうことが真実


それは
永遠よりも価値のあることだと
私は思う


2009/01/27 (Tue)

前頁] [頭の中の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -