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rokiの部屋


[23] 永遠に眠れよ、私。
詩人:roki [投票][編集]

記憶の彼方に消えかかっている古い思い出が、走馬灯のように駆け巡る………。

夜。

そこはネオン輝く街中。雨のメインストリート。私はそこにいた。

でも、

血だらけで。

救急車の音が遠くから聞こえる……、大丈夫かと問う声……、流れる血と雨……、重くなる瞼………。

あぁ、消えるんだな、私。
ここで、全て、無くなる。
無に還るんだ。
そうか……。私には未来を生きる資格なんて、ないんだ。

脆い。人間は脆い生き物だ。
そして醜く、残酷な生き物。

さよならを言う相手さえいない………。私の人生、そんなもん。




もう………、何も…………見…え…………な…ぃ……。










最後の断末魔は、誰にも聞こえない………。

2007/10/15 (Mon)

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