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rokiの部屋


[24] 朽ち果て風鈴
詩人:roki [投票][編集]

風の音で目が覚める
暖かい昼の屋上
錆び付いた手摺りに
ゆっくりもたれる

座ったまま寝てた僕は
ちょっぴり首が痛い
できたら午後の授業は
サボりたいなと思う

寝転んで空を見る
視界は白と青のマーブル
まだらな模様が少しお洒落
夏はもう終わりだね

片付けられない風鈴
きっと誰にも見つからない
寂しい僕みたいなアイツは
キレイな音も奏でられない

夏の風物詩 風鈴
ガラスの透明感は薄れ
吊した風受けは汚れ
今は見る影もないね

どうせならもう外してくれ
これじゃあ生き恥だろう?
悲しきこの僕と同じ
情けない声しか出さない

片付けられない風鈴
きっと僕にも見つけれない
眩しい光も鈍くさせる
もう僕には奏でられない

切り裂く風に 風鈴は
一人朽ち果てて……

あぁ もう限界の僕
命綱も切れて落ちる
こうして終わるハズの一生は
なぜかまだ終わらない

片付けられない風鈴
落ちた僕は見つけられた
寂しい僕を拾ってくれた
あなたの声がキレイ

そして僕は生まれ変わろう
あなたのために 必ず……!

2007/10/26 (Fri)

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