ホーム > 詩人の部屋 > 人魚日和の部屋 > 惚気話

人魚日和の部屋


[9] 惚気話
詩人:人魚日和 [投票][得票][編集]

「お前が死んだ夢を見た」

覚めてからの開口一番

「そうか」

私は答えた

「俺、泣いてた?」

「いや」

「生きてるよな、お前」

「うん」

「よかった…」

そしてまた目をつむる。

独り呟く「可愛過ぎ。」

2007/04/02 (Mon)

前頁] [人魚日和の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -