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1059(&loosely)の部屋


[15] 何気ない帰り道
詩人:1059(&loosely) [投票][編集]

いつもの駅
楽しかった時間は終わり
あなたと二人

小さな切符に
あなたを遠くへ連れ去られてしまうような気がした

ベルが鳴り
『バイバイ』
と手を振るあなた

思わず
『嫌…』
なんて言ってしまった

慌てて
『ううん、なんでもない。またね。』
って誤魔化した


あなたは
誰よりも私の近くにいる

けど…


行かないで。
あなたと一緒にいさせて。
少しでも離れるのは嫌なの。
いつだってあなたと手を繋いでいたいの。


あなたは
誰よりも私の近くにいる

近くにいるから…

改札の向こう側のあなたが
遠く感じてしまうの…

2005/05/29 (Sun)

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