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1059(&loosely)の部屋


[21] 一時の夢
詩人:1059(&loosely) [投票][編集]

受話器の向こう
あなたの声

『別れよう…』

そう言われること
薄々気付いてた

いつの間にか
あなたの心は離れていた

わかっていたけれど
受話器を持ったまま
放心状態…


携帯の保護メール
消していると

『ダイスキ』
あなたからのメール

楽しかった思い出がよぎる

涙で携帯の画面がにじむ…

寂しい時に聞いていた
あなたの声の入った留守電

大好きなあなたの声が
今では私を余計寂しくさせる

涙が溢れる…


あなたを想う涙だよ

私はこんなにあなたが好きなの…

あぁ、神様!!

願いが叶うなら

もう一度…

夢を見させて…

2005/05/29 (Sun)

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