詩人:1059(&loosely) | [投票][編集] |
いつもの街並
夜の光が
街を照らし
行き交う人の波
喧騒の中
歩道橋の上
街を見下ろし
タバコに火をつけた
いくつもの物語が
繰り広げられるこの街で
ああ
どこまで走っても
答えなんて無いだろう
いつか終わりを迎えても
また始まりが傍にあること
僕は知っているよ
ああ
それでも僕は走り続ける
終わりを求めて
始まりを求めて
気が付けば
街に人々の姿はなく
僕は
タバコの火を消して
また歩きだした
[前頁] [1059(&loosely)の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -