詩人:ℒisa | [投票][編集] |
夏の終わりの雨の様に
熱を沈静させて欲しい
ナチュラルさえコンピュータ管理出来るのなら
冗談も真実に書き換えられるかな
なんてね
なぜ満たされてしまったんだろう
全て手中で破壊する事出来るのに
泳がせて見守るなんてらしくない
いっそ不幸にしてくれたら幸せなのに
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
暗い世界でとてもとても孤独に
自分一人をいつまでも
心も体も痛めつけていたい
苦しみに全て引き裂かれながら
在る筈の無い光を求めて
伸ばした手を切り落とされる様な地獄
その場所こそが極楽だった
誰も何も自分も愛さず
心から何も信じず
関わるモノ全て否定して
恨めしく思い憎んで逃げて
あの時
命の価値は一杯のドリンクよりも軽視されていた
無責任に絶望させてよ
まともに立派にしっかりと人並になんて生きたくない
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
私が憧れたのは
゛なりたかったもの゛の表面上
中身になんか興味はなかった
夢は淡くも燃えていた
儚くも確かに存在していた
現実になどならなくて良かった
夢は夢のままが綺麗
私は美しいものを美しいまま
育てていける人間ではない
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
解りにくい言葉で言うの
わざとよ
答えたくなければ聞き返せるでしょ
逃げ道を作ってるの
自分によ
答えにくい答えならば聞きたくない
はぐらかしてよ
まだ良いよね
聞かなくて
その確認よ
まだ良いよね
覚めなくて
まだ良いよね
失わなくて
まだ良いよね
好きで居て
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
望んだ物が全て手に入った
満たされなかった
望む事さえ無くなった
共感しないでよ
感動しないでよ
コメントしないでよ
あなたなんかに何が解るの
解った気にならないで
知らないくせに何も
何も
知らない事すら
知らないんだね
20年をかけて汚してきた心
浄化しようとしている
cleanになっていく
忘れたくない
人は最低何だって事
どいつもこいつも腐ってる
自分もさ
最悪な人間なんだって事
世の中不公平で平和は作り話の中にしかない事
優しさは下心で作られている
正義は綺麗事だって
良い人
そんな物は存在しない
忘れたくない
また知る事になる
思い知るのは散々こりごりよ
忘れない
お願いだから偉そうにしないでよ
馬鹿みたいよ
尊敬や敬意は押し売り出来ない
あなたが偉かろうが馬鹿だろうがそれを決めるのは周り
真相になど誰も興味ないの
あの人
誰の悪口も言わないの
でも誰かの事良く言ったりもしない
自分の事しか話さないただのナルシストだった
けど私よりいいかも
自分の事すら話す事ないもの
ーーーーーー
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
あなたが他の誰かを想う歌を聴いて
他の誰かを想って描く理想について論議する
大切な人の幸せを願っています
誰もがそう
自分の幸せを夢見ています
誰もがそう
噛みあわない歯痒さが
重なり合わない切なさが
幸福だった昨日を不幸に変えてく
人を想う事はこんなにも美しいのに
人を愛する気持ちはこんなにも優しいのに
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
4つの時
母が弟にお乳をあげていた
「この人誰だっけ」
久しぶりに会ったその人は
私のママじゃない気がしてた
6つの時
泣いていた私を母が抱きしめた
いつも弟にする様に
「私のママじゃないのに」
母の温もりが優しくて泣き止んだんじゃない
母の服が私の涙や鼻水で汚れてしまわない様に
泣くのを止めた
汚してしまったら嫌われてしまうかもしれない
汚してしまったらもう二度と抱きしめてもらえないかもしれない
泣くのを止めたのに
ママの服汚さなかったのに
やっぱりもう二度と
抱きしめてはもらえなかった
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
夏が終わる臭いがした
私が終わった日の臭いだった
胸が苦しい
あの時の悲しみが込み上げた
積み重ねたのに
終わってしまった
本当に欲しいものじゃなかった
生き苦しい日々を
少しでも生きやすく
生きたかっただけだった
ごめんね ママ
私を汚して
私を壊して
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
具合が悪い事を理由に休んだ
休んだって特にやる事も無かったし
休まなくたっていつも通り動ける程度だった
周りからも自分からも
責められない怠け方
言い訳にはちょうど良かった
てきぱき働いてる様に見える
朝のラッシュや交差点でぶつかる肩も
なんだか大人しててかっこ良く見えてた時期もあった
ただただ時間に鞭打たれてる
疲れ果てて優しさもすり減らしてしまっている様に
見えてきたのはいつからか
自分もそうだと気付いたからか
雲の流れがやたらと遅く見えたのは
あぁ
どうしてかな
訳も無く泣きたい気持ちは