あなたに愛されないなら

あなたに救われないなら

あなたを失うなら

せめてあなたを
傷付けてしまいたかった

どうしてそんな事
聞かなきゃいけない

どうしてこんな事
しなきゃいけない


嫌な事から全部逃げて生きて
何が悪い

「私が注目すると売れるんだよね」

違う違う
風の噂の一番最後に並んでるんだよ
そんだけそんだけ

彼等が頭に銃口を押し付けてくるんだ
死神が斧を振り回してさ
ばーか。ばーか。
本当の恐怖はそんな物じゃないよ

「居なくならないで。ずっと傍にいて」

命はひとつしかないから

いくら後悔しても
その命が消えちゃったら

もう優しくしてあげられない
もう抱きしめてあげられない
もう謝る事も出来ない

もう二度と会えないよ

二度と会えないよ

解ってるよ

何処に行ったって

嫌な事は在る

私を苦しめる人は

私より寂しい人

まんまと引きずられそうになるの

人は幸せを他人に分けるのは惜しいくせに

不幸は押し付けようとするの

私は美化してたの

他人をでなく自分を

そんな人の救いに自分はなれると。

逃げ出したいと思う

肉体が動けないなら
せめて思考だけでも
ここから抜け出したいと思う

そうやって選んだ道は
いつも足場を無くして
振り出しに戻った

今度は負けません

私は逃げません

言い訳もしません

無理もしません

自分の身の丈に合った未来を進むの
少しずつ大きな明日に近づくの

私だけをただいつも
見ていてくれるのは
貴方だけ

今までも
これからも

貴方だけを見ているのは
私だけ

心の中ではいつもそう

この目には
見なくてもいいものばかり
映してしまうけれど

この体には
不要な傷ばかり付けて
汚してしまうけど

貴方がいなければ
何の価値も無い
こんな世界で

一番喜ばしいはずの事も
一番悲しい出来事に変わった

私の人生って
なんだったんだろう

あの頃は良かった なんて
振り返る過去も無くて

私の人生って
なんだったんだろう

もう期待しないから
もうきっと泣くこともしない


幸せになりたいだなんて
もう願わないから

だからもう痛まないから
だからもう辛くないから


何となく息を吸うだけでいい
死にたいだなんて
もう望まないから

こうの鳥は来なくなった

運命の時は過ぎたから
運命の相手はいないから

私は生きたまま
生き物じゃ無くなった

使命を放棄した時
定められた事

君と私の間に願う未来など
もう訪れないと悟った

それはあの時
私が選んだ道だから

誰かが泣いてる
変わってあげたい
変われない
それがもどかしくて
手首を切った
私だけ笑って生きたくないよと
そんな事で何も変わるはず無く
そんな事で誰も救えるはず無く
無力だねって泣いた
また一人誰かを不幸にする事しか出来ない偽善者
泣いてる人を笑わせてあげるほどの責任は取れないよ