詩人:ℒisa | [投票][編集] |
人を深く傷付ける言葉を
皆良く知っている
そして其れを発する
一方
人を深く喜ばせる言葉を
皆知らないでいる
その代わりを物やお金で埋めようとする
虚しいものです
ナイフよりも拳銃よりも残酷な言葉を
人はすぐに使うくせに
ダイヤよりも花束よりも
美しい言葉を見つける事も出来ずにいる
「言葉にならない」
だったら言葉なんて無ければいいのに
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決められた事だから
私はもうすぐ死んでしまうけど
それは悲しい事ではない
決して寂しい事でもない
無念です
仕方が無いよ
私はあの子との約束を
守れなかった
責任です
私は生まれ変わらない
誰もそれを望まないから
私自身も特にそれを望まない
私は望んだ
あの子との再会を
それは実現しなかった
泣かなくていいよ
どうせみんな死ぬんだから
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どうしていいか身動きが取れない
解っているはずでしょう
動けないのは君だけじゃない
君はいつも傷つく事を恐れてる
見ているだけ
指示するだけ
待ってるだけ
私は君の人形になりたいんじゃない
昔に戻りたいのは君だけじゃない
昔の様に愛して欲しいと願うのは
君だけじゃない
いつも変わってしまうのは
私だからじゃない
私だけじゃない
早くそれに気付いて欲しい
何度でも交差するよ
私は君の人形になりたいんじゃない
君の愛する人になりたい
私は君を人形にしたいんじゃない
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小さな事で一喜一憂していた
一人の為に大勢を犠牲にした
たった一声で全てが崩れた
今私に必要なのは
君のはずなのに
君は私を必要としない
あの日からずっと
当たり前の日常すら
ろくすっぽ理解出来ずにいる
もっと知って欲しいと願うのに唇は動かない
破壊したかったのは夢じゃなく
現実だった事に気付いた
夢を捨てた夜に
拒絶される痛みを知っているから愛を掴もうとする手を切り捨てた
殺人鬼は哲学を持ってる
まるで母の様に
一欠片でも消したくない言葉をここに残すよ
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何処を探しても見つからないから
自分で作ろうと思った
どうせこんなつまらない世界
楽に生きても良いと思った
何を忘れたのかさえ忘れる事がある
それで良いと思った
人は適当
適当に生きてれば良い
それを責められる事も
それを責める事も無い
仮面さえ外さなければ
頑張ってる人を見て
馬鹿馬鹿しいとなんて思わない
頑張らない人間がある日突然
頑張ってる人間を追い抜く事なんて
出来ないんだから
金が全てだなんて言い切る人間に
いくら金を与えたところで
世の中が平和になる事なんてないと思った
愛が全てだなんて言い切る人間に
いくら愛を与えたって
どうせ仕舞には怠けるだけだ
無知を恥ずべきなどと偉そうに言うけど
知る事を恥ずべき時もあるんじゃないか
つまり
私には関係無い
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耳を疑う出来事など無い
同じ様な事で嘆いては
同じ様な事で感動する
日々
臆病者
一歩出るのも怖いんだ
皆そう
新聞記事も毎日同じ戯言
変えられないよ
人間の感情が限られてる
人類は欠陥品
関係無いよ
私には
一歩踏み出す捨て身が在る
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胸を焼き焦がす様な感情
君に抱いた日は遥か昔
その声その仕草その香り
全て愛しく涙を誘った
心臓から子宮に
子宮から脳に
脳から血液に
私の体内隅々を支配した
その全てを失ったあの日
私は現実を見た
君はどうしても
私の全てだったのに
何年経っても忘れられない
あの日から君を許して
あの日から君に許されたはずなのに
失う前の私たちに戻れたら
あの日君の答を許さなければ
あの頃の私がもう少し頑固だったら
あの日君を傷付ける事が出来てたら結果的には‥
全ての罪は君の事が大好きだったから
全ての罪はまだ愛されたいと欲に流されたから
運命で繋がれているのに
結ばれる事のない様な
虚しさが絶え間なく胸に吹雪く
いつまでも‥
いつまでも凍えてしまいそう